MBシール工法の適用範囲
エキスパンジョイント
仕上げ方法は現場の要望により各種あります。
▼(例)
埋め戻し箇所 | MBシールを接地面まで施工します。 保護カバー処置をして、シールを打設後直ちに埋め戻す事が可能で、工期が短縮できます。 |
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壁面・見上げ裏 | MBシール施工後、トップコートを塗布します。 |
歩行箇所 | MBシールと金属カバーを併用します。 |
他にエキスパンジョンジョイントを溝として納める方法があります。
土木構造物
橋梁のジョイントの下部防水 | シリコンと緩衝材を組み合わせます。 |
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道路側壁・ボックスカルバートのジョイント | 環境によりシール材を選定します。 |
貫通パイプ廻り
防油堤の貫通パイプ | ポリサルファイド |
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水道管 | 環境によりシール材を選定します。 |
MBシール工法ではポリウレタンを使用することが一般的ですが、耐熱・耐油・耐塩性等要求される場合には、シリコン・変性シリコン・ポリサルファイド等のシール材を使用して、適用範囲を拡大できます。
施工手順
現場施工
施工環境条件
- 降雨・降雪が予想される場合には時間の余裕を持って作業を中止します。
- 高温・高湿度での施工はできるだけ避けます。
- 上記以外でも施工性及び材質上、支障をきたすと予想される場合には現場担当者と協議の上、作業の可否を決めます。
施工前の注意事項
- 接着面の確認(感想程度・表面強度・凹凸)
※接着面のモルタル補修はしないでください。 - 寸法の確認(巾・深さ・仕上げ面)
- ライマーの選定 被着体の素材によって決定します。
施工後の注意事項
- 気温、湿度等気象条件によって硬化時間が異なるので、現場確認までは埃やゴミ等が施工前に付着しないようにしてください。
- また外圧力を加えないように注意してください。
MBシールシステムの保証
保証書発行の条件として、ご注意していただく項目
シールの接着面
- タイル・タイル下地・塗装材等でない。
- 金属表面に特殊塗装等がない。
- 構造体(コンクリート・PC・ALC等)と直接着である。
- 空隙の幅が適切である。
シール施工後
- 硬化養成中に踏んだり、触ったりしない。
- シール表面を紫外線に曝露しない様、弾性タイプのトップコートを塗布する
- 歩行部分には、金属カバーで保護する。
複雑な納まりや不明な点につきましては、お問い合わせください。